カーテンとは?
カーテン (Curtain、drape または drapery とも知られている) は外光を防ぐか軽減するために使用される布のことです。カーテンレールに取り付けて用います。
また、ドレープカーテンの中に取り付ける半透明のカーテンのことをレースカーテンといいます。
カーテンは窓の内側に取り付けられることが多く、就寝時に外部の光によって眠りが妨げられるのを防ぎ、また中の光が外に漏れるのを防ぎます。
さらに外から中を覗かれるのを防ぐ遮蔽の効果もあります。そのほかにも、室内の保温などの効果があります。
窓の大きさにより、様々な形や色、素材があり、種類が豊富なためデパートではカーテン地だけで1つの売り場を作れるほどであったりします。
また、カーテンの販売に特化した店も多くあります。
日本の店の入り口につり下げられる暖簾(のれん)もよく似た構造でありますが、大抵は下まで届かない程度の長さのものです。
'カーテンコール'という言葉があるように、演劇やパフォーマンスで使われる幕も英語では'curtain'と呼ばれています。
ユダヤ教とキリスト教ではカーテンは特別な意味を持ち、エルサレム神殿で聖所と契約の箱が安置されている至聖所を分ける役目を果たしている垂れ幕を「カーテン」と呼んだ、とあります。
新約聖書の中にイエスが死んだ時に人と神のつながりを象徴するものとして「神殿の垂れ幕が2つに裂けた」という記述があります。
比喩的に、他から見えないようにすることをカーテンになぞらえる使い方もあります。鉄のカーテンや竹のカーテンが有名です。
省エネを目的とした冷蔵庫カーテンという商品も存在します。
カーテンの歴史
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「カーテン」の語源は、ラテン語の「cortina」から変化したと考えられ、古くはエジプト時代にさかのぼります。
もっとも当時は現在のような窓に掛けるような形ではなく、寒さを防いだり、プライバシーを守ったり、また安息の場を作る目的で、ベットの周囲を布で覆ったものであったと考えられます。
建築物や家具などと違い、カーテンの耐用年数は比較的短いため、当時の原形をとどめるものがほとんどなく、わずかに絵画や写真などで推測するしかありませんが、実際にカーテンとして使われたもっとも古い例は、ローマ時代の絵画に見ることができます。
しかし、それも壁の装飾や、室内の間仕切りとして使われていました。
現在のようなカーテンがいつ頃から使用されたかという事はよく分かっていませんが、一説によると、ルネッサンス時代の初期頃からであったのではないかと考えられています。
日本へ渡ってきたのは江戸時代の事で、長崎の出島に外国公館ができた頃だと思われますが、その後明治に至るまで日本人がカーテンを使用することはほとんどありませんでした。
日本古来の生活様式になじまなかったのです。
ところが明治に入り文明開化が訪れると、上流社会における西洋化が急速に進み、しだいにカーテンが使われるようになりました。
そうして現在では、部屋の装飾として、また壁や家具とのコーディネートをした使われ方をされるようになり、現代生活の中で欠かすことのできない必需品となってきました。